《在る織る》

作家は絵画と織物の共通点に関心を寄せ、自身の作品を素材とした新しい光の布の制作に臨みました。共同制作したのは、富士吉田で地域と深く関りながら織物業を営む宮下織物、舟久保織物。モチーフがそこに生き生きと存在するような児玉麻緒の絵画世界からインスピレーションを受けた織物には、絵画とは似て非なる魅力が宿っています。

【参考図版】Sun
制作年 : 2020
145.5×112.0cm
oil on canvas
photo : Keizo Kioku

Profile

1982年東京都生まれ、多摩美術大学大学院終了。身に纏いたいと思うほど魅了された花や植物をモチーフに、鮮やかな明色と対照的な暗色による生き生きとした色遣いと力強い構図で絵画を描いている。そこに生き、存在する物を絵具の色、物質感、形を重ね合わせ作品として存在させようと試みている。また、2013 年にはマリメッコ社の秋冬のデザインとして採用されており、作品の生きる場として様々な場を模索している。