COLUMN
2025.3.21
糸に愛される人|〈気仙沼ニッティング〉代表 御手洗瑞子

御手洗瑞子
みたらいたまこ:〈気仙沼ニッティング〉代表取締役。 株式会社気仙沼ニッティング 代表取締役社長。東京生まれ。東京大学経済学部卒業。マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2010年9月より1年間、ブータン王国政府に初代首相フェローとして勤め、産業育成に従事。帰国後の2012年に、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市にて、高品質の手編みのニットをつくる〈気仙沼ニッティング〉の事業を起ち上げ、2013年に法人化して現職。著書に『ブータン、これでいいのだ』『気仙沼ニッティング物語―いいものを編む会社―』(ともに新潮社)がある。