Work

織物製造で用いられる紋紙をモチーフに、人の記憶から溢れた情報を記録するモノの存在や、モノを媒介に人類が受け継ぐ知をテーマとした《Memory 》。人主体の視点から離れ、動植物が複雑に関わり合う世界と生物のもつ狡猾で底知れない力を、人が消費する衣服に植え付けた無数の種で表現した作品《スピーシーズ》。

【参考図版】Memory
撮影者 Satoshi Terada

Profile

略歴 1986 年東京に生まれる。東京造形大学でテキスタイルデザインを学ぶ。在学時は日本各地を旅し、その土地にある素材にインスピレーションを受け作品を制作。大学院では、モノづくりの始まりは「土」からであるというコンセプトのもと、原始布の研究をし、2011 年 修士号を取得。現在はアーティストとして国内外で作品の発表の他、織物産地でのテキスタイルデザイン、ファクトリーブランドの立ち上げ、アートディレクターとして幅広い分野で活動中。2016 年からは 1,000 年以上続く織物産地、山梨県富士吉田・西桂の織物産地プロジェクト「ハタオリマチのハタ印」総合ディレクターに任命。