アート展 – 織りと気配 vol.2 –

2022年のアート展では、国内外から10組の作家が集まり作品を出展いたしました。

-ディレクターズメッセージ-

アーティストがテキスタイルを素材にした作品や、機屋との共同作業で作り出したユニークな作品を展示します。そこには柔らかく、風でなびく作品や、あるいは不定形の形状をえがく作品が登場するでしょう。この展示を通して「堅固な形状を半永久的に維持するはずの彫刻」という概念とは対極の、しなやかに変化し、ゆらぐ彫刻の可能性を追求します。それは柔軟に時代を生き抜く創造性の姿でしょう。テキスタイ ルとアートが織りなす新しい美の世界を作り出します。

アート展「織りと気配」ディレクター:南條史生

産地展 – WARP & WEFT –

2022年の産地展 – WARP & WEFT vol.2 では、かつて裏地やネクタイ生地を織っていた産地が現在多様な製品を生産するに至った経緯を時代の流れと共に紐解く展覧会が行われました。

-ディレクターズメッセージ-

WARP&WEFT展は、産地の過去から現在の系譜をダイナミックにご体感いただく企画展です。会場では、産地の原点である甲斐絹の解説を始端に、山梨県産業技術センターが所蔵する明治から昭和初期に産地で織られた貴重な生地から、現在の織物工場が生み出すプロダクトまで、時代の流れや社会の変容に合わせ進化した生地やプロダクトの変遷をご覧いただきます。

ディレクター 高須賀活良

Art Tour

キュレーターによるアートツアーの様子です。


その他

その他にもさまざまなプログラムが開催されました。